うつ病の時に読む本
先日、うつヌケという本を読みました。
うつ病になった時(実際なってしまったのですが)に、どのような本を読むか迷ったのですが、医学的な本よりの気楽にうつ病について学べる本がいいと思ったからです。(うつ病になったら、そうモチベーションは上がりませんし)
医学的なことは、先生に聞けばいいので、
- 他の人はどのようなことに、なやんでいるのだろう
ということに興味をもちました。
うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち 【電子書籍限定 フルカラーバージョン】 (角川書店単行本)
本に記載しているのですが、もちろんこの本は医学書ではないので、治療方法もあくまでも
- 他のうつ病の紹介
であり、あくまで参考にするための本です。
私は、この本を読んで、自分に置き換える人が2,3人いることが心の救いになりました。同じような考え方をする人がいると、不思議と安心するものです。
特に、
- 気が弱いが、頑張る
- 仕事に前向き
な人が
- 自分に自信を失う
- 自分がすべて悪いと思い込む
とうつ病の危険信号になってしまう、いわゆる、うつのトンネルの入り口にいるという典型例は、私に柾に当てはまると思いました。思わず、ひざを打つ記載でした。
んー、さすが多数の取材をして、医学的ではないのですが、典型パターンを探して記載しているところは、読んでいて納得感がありますね。
自身もうつ病になっているので、他者への寄り添い方、表現に安心感があります。
発行して年数が経過しているので、図書館で借りてもいいかもしれません。
- 自分だけではないんだ
という安心感になればと思います。
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この日記は、うつ病からの回復の記録(になるはず)です。
そして、他にも苦しんでいる方への励ましになればとも思いますが、そのような大それたことは考えず、まずは自分を見つめなおす一歩になればと思います。
2021.5.3 初版