うつ病と大型連休
大型連休に入りました。
うつ病の私にとっては、家族が家にいる苦痛の時間の始まりです。
本日は、長女がテニスの大会に行くといって、朝家をでました。
そのすぐ後に連絡がきて
- 電車が止まった!
とのことです。
調べると、
- 人身事故
どうらや、飛び降りのようです。しばらく電車は動かないようです。
目撃者もいるらしく、悲惨な事故だと伝わってきました。
いつものなら、その程度の感想で終わるですが、うつ病治療中の私には他人ごとではありません。もしかしたら、
- うつ病だったのかも
とか、死に場所を探していたのでは?と考えてしまいます。
もし自分が、診療内科に行っていなかったら、同じようなことになっていたかもしれません。うつ病とはそのような病気のようです。先日、セラピーの方から聞きました。
今、この記事を書いているのであれば、私はやや正常な判断をしているはずです。大型連休に自殺というのは、なんとも痛ましい、世間が浮かれている中での悲痛な叫びですね。
私がうつ病だから、その目線で記載していますが、もしかしたら、コロナ禍の経済的理由かもしれません。いずれにせよ、悲痛な叫びであることには変わりませんね。
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この日記は、うつ病からの回復の記録(になるはず)です。
そして、他にも苦しんでいる方への励ましになればとも思いますが、そのような大それたことは考えず、まずは自分を見つめなおす一歩になればと思います。
うつ休暇から1週間たって
1週間経ちました。
最初は、会社携帯をチェックする日々が続きましたが、
そのうち、見なくなりました。
- 自分ひとりがいなくなっても、組織って回っていくんだな。
と感じています。
この状態で、復職できるのだろうか?
とても心配です。
エネルギーがわいてきて、仕事をしたくなるのだろうか。
先生やセラピーの方は焦らないで、ゆっくりと直していけばいいと言ってくれましたが、まさにそうかなと感じています。
ゆっくりと。
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この日記は、うつ病からの回復の記録(になるはず)です。
そして、他にも苦しんでいる方への励ましになればとも思いますが、そのような大それたことは考えず、まずは自分を見つめなおす一歩になればと思います。
セラピーの人との話って
本日はセラピーの人と話ました。
結構、内面のことをえぐられました。
私の場合は、
- 何故、仕事に罪悪感を感じるようになったのか
- 期待に応えられなかった、喪失感はどう対応するのか
を考えるものです。
重い。重すぎる。
休養を取ってまだ1週間にこの話題は重たいです。
おそらく、鬱にならない人は、このようなことを、(いい意味で)あまり考えずに過ごしていくのでしょう。
私の場合は、
仕事を任せられたが、結果を出せずにもがいているうちに、周りの期待に応えられれない罪悪感にさえなまれるようになってしまったのです。
もっと、周りを巻き込んで、うまくこなせばよかったのでしょうが、そうはできませんでした。自分の能力のなさを、人を巻き込むことで解決する能力が足りていないのでしょう。。。
この仕事、向いていないのかな、ステージがあっていないのか。。。
ちょっと、時間を取ってみよう。
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この日記は、うつ病からの回復の記録(になるはず)です。
そして、他にも苦しんでいる方への励ましになればとも思いますが、そのような大それたことは考えず、まずは自分を見つめなおす一歩になればと思います。
休養の方法
先生から休養が必要と言われ、上司からも休養してくれといわれ、いったい休養とはなんなのか、わからなくなりました。
休養という言葉を広辞苑で引くと、
- 気力や体力を養うこと
とありました。
じゃあ、気力や体力を養うことは、私にとっては何なんだろう、と考えました。
- 体力は、おそらく大丈夫
- 残りは気力だな
そう考えると、気力が復活することって何だろうと考えました。好きなことをするのがいいのだろう。好きなこと?ここずっと、好きなことなんてしていないなぁ。
読書はビジネス書だったり、行動は自分よりも他人優先だったり。。。
休日は子供の相手で、心から好きなことをするという場面はなくなっている気がします。公園につれていくのは、気晴らしになるのですが、いかんせん体力が持たない。。。子供と対等に遊ぶと、親がへばりますね。。。
と考えると、子供の相手をしない分、何をしよう。
結構むずかしいなぁ。
確かに先生は
- 朝起きること(日の光にあたること)
- 昼寝をしないこと
- 運動すること
- 夜寝ること
といった、基本的なことをしなさい。まだ、治療して1週間だから、復帰のことは考えずに、静養しなさいとのこと。そうであれば、運動しながら、何も考えないような
- 散歩
をしてみようかな。
散歩をしながら、何も考えずに時間を過ごす。
これを日課にしていみよう。散歩であれば、散歩のアプリがあるし、モチベーションもアップするので、一石二鳥かと思いました。
散歩アプリ、いいのがあるか探してみようかな。
とりあえず、dポイントが貯まる↓にしてみました。
体重を入力したり、モチベーションが上がりそう。
通院2回目
本日、通院2回目です。
先生は相変わらず、にこにこしています。
食べれてる?
寝れてる?
前よりはよくなりましたと言っておきました。
薬の効果は1週間ではよくならないから、気長にねと。
そして、
- 朝起きる
- 昼寝をしない
- 休む。そして、適度に運動する。
- 夜寝る
とのこと。
再来週は、2週間後なので、復帰に向けて考えておいてとのこと。
このまま、仕事に行かないで済むのなら、そのままでいいんだけど、給与が減るだろうし、〇〇手当は付かないし。。。
そして、禁断の質問をしてみました。
- お酒って、飲んでいいのですか?
先生は、相変わらずニコニコしながら、
職業柄ダメとしか言いようんがないんだけど、効きすぎちゃうんだよね、薬とかアルコールとかが。
だから、適量なら、まあいいんじゃない。
とのこと。
ちょっと、気分転換に飲んでみようかな、という気になりました。
(これはあくまでも私見であって、皆様に当てはまるわけではないです。)
他に質問がなかったので、これで終わりました。
これだけの会話(おそらく5分以内)で、千うん百円とられしてまいました。まあ、専門職だから、しょうがないけど、もっと質問すればよかった。。。なぜか、医師の前だと質問できないんだよなぁ。今度はメモ紙を持っていこうかな。と心に決めるのでした。
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この日記は、うつ病からの回復の記録(になるはず)です。
そして、他にも苦しんでいる方への励ましになればとも思いますが、そのような大それたことは考えず、まずは自分を見つめなおす一歩になればと思います。
保健士さんとのやりとりってどうやるの?
私はうつ病と診断される前に、昨年末辺りに保険士さんに相談しました。
このまま仕事を続けていても、先が見えない焦り、焦燥感からだんだん仕事を続ける気がめいってしまったのです。
現在の仕事は約2年前から、某部長に頼まれて、立て直しのためにアサインされたのですが、手口が見えず今に至っています。
システム運用という仕事がら、お客様先に常駐して仕事をするのですが、まあ割り込み作業が多いこと、多いこと。
本当は現場のみんなが大変なのですが、それを調整して、上へ報告するのも、結構しんどかった。。。
なんて仕事の内容を、より詳しく話せるのが職場の保健士さんのメリットではないでしょうか。
そもそも、私のように、お客様、上司などの板挟みになる方って多いのではないでしょうか。
上司のヘルプって、このような場合、何なんでしょう?
少なくとも私にはありませんでした。
システム運用という名目なので、スキルが高い人は集まらず、コミュニケーションの壁に悩む日々。。。
保健士さんは言いました。
上司に助けを求めてごらん、と。
早速上司に助けを求めると、メンバ交代だねと言ってくれました。
しかし、そのメンバはアサインされず。。。
たしか4月には来るはずだったのに。。。希望が、絶望に変わった瞬間でした。
ああまた同じ日々。
止まらないお客様からの要望、増え続ける障害、そしてそれの調整稼働。。。
私の頭には、「よっしゃ!やってやる!」と思う気力はなくなっていたのです。
いきなり心療内科に行っても、あまり深刻ではないだとか、思われるのが嫌であれば、事前に保健士さんに相談するのもありですね。
私は初診で、心療内科の予約をすんなりとることができました。
そして、心療内科の先生曰く、
- ガス欠だね、アクセス踏んでも走るわけがない
とのことでした。
ああやっぱり。。。
何とか気力を充実させないとですね。
私の経験から言うと、いきなり心療内科に行くよりも、会社内の制度を積極的に活用したほうがいいと思います。社内事情も分かっている方も多いので、話が比較的通じやすいのではないでしょうか。
ただ、会社によって制度はまちまちなので、そこは調べてからでしょうね。
それでは、失礼いたします。
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この日記は、うつ病からの回復の記録(になるはず)です。
そして、他にも苦しんでいる方への励ましになればとも思いますが、そのような大それたことは考えず、まずは自分を見つめなおす一歩になればと思います。
妻への告白(その2)
昨日、妻に告白しました。
自分がうつ状態であることを。
しかし、その反応は淡泊でした。
以前から、イライラして子供にあたっていたから、仕事でうまくいっていなかったことをすでに知っていたそうです。仕事に興味を持っていた時期から比べて、何か投げやりになっていたようです。
前は、仕事が好きなほうだったので、残業もいとわずやっていました。残業してもモチベーションが下がることはありませんでした。しかし、最近は
- ぼちほちやるよ
と何か、気の抜けたような感じだったそうです。
妻の観察眼は、おそるべしというか、いつも接しているので、わかるものなのですね。また、以前から管理職になれないことを嘆いていたので、それもあったみたいで、心配されたのは
- 管理職になれないことよりも、仕事に興味を持たなくなったのが心配
とのことでした。なるほど。当事者目線だと、管理職になれないというわけでヒエラルキーの悩みにもがいていたのですが、結局は、しごとがうまくいっていないことに対して、もがいていたようです。
管理職への昇進は、私たちの世代では当たり前のことで、当然ある一定の年齢以上であれば、そうなっているべきものという「思い込み」があります。
もちろん、現在はそのようなことはなく、いろいろ、多種多様な働き方がありますが、一定数の人はこのような考え方に共感するのではないでしょうか。
逆を言えば、いい年してなんで管理職じゃないんだよ!と思われていると、被害妄想になるひとも、一定数いるということを意味していると考えます。(今までの延長であれば。)
これを踏まえると、今の時代にかこつけて、管理職にならないで生きていこうかな、と自分を慰めたりしていました。
妻は続けます、
- しごと、今まで一生けんめいやってきていたのだから、少し離れれば、と
んー、達観しているというか、そうできないで反対されそうだったのに、経済的にどうするのか!なんて、喧々諤々になるのかと想像していいたので、まるで肩透かし。
まあ、そうだよね。仕事休んでも、バチは当たらないよね。
これまで自分なりに一生けん命やってきたつもりだし。
うじうじ考えても始まらないし、とにかく休もう。
休もう。休んでみよう。
妻はまた続けます。
- いつから休めるのかな。幼稚園の送り迎えを頼みたいんだけど。
と。なんと、楽観的な。でも、そんな楽観的な妻だからこそ、私の鬱を許容できるのかもしれませんね。なんて考えながら、筆をおいてみるのでした。
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この日記は、うつ病からの回復の記録(になるはず)です。
そして、他にも苦しんでいる方への励ましになればとも思いますが、そのような大それたことは考えず、まずは自分を見つめなおす一歩になればと思います。