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うつ病からの回復記録(になるはず)

うつ病に診断され絶望の日々を送るも、日記をつけながら回復していきたい

うつ病は暗いトンネル。このトンネルからの出口を早く見つけ出したいけれど、見つからない。どうすればいのか考える。

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先ほど課長からSNSがあり、

  • 来週月曜日に様子聞かせて

とありました。午後でお願いしました。

しかし、怖いです。

仕事に戻れる自信がないです。

自分は仕事をもとのようにできるのだろうか、他人はどう思うのだろうか、

仕事の内容を変えてもらったほうがいいのだろうか。。。

いろいろなことが頭をめぐります。

 

少なくとも、同じ仕事では迷惑をかけそうです。

だって、仕事に自信がないのですから。

 

今まで何十年間仕事をやってきて、積み上げてきたつもりの自信が、最近のテクノロジーの変化についていけず、崩壊している気がしているのです。

リスキルしたい、でもその気力が枯渇している感じです。

 

どうすれば、このトンネルを抜けられるのか。

今振り返ると、ITプロジェクトマネージャという、大人数を束ねる職種はもともと向いていなかったのかもしれないです。今頃遅いけれど、そうなのかもしれないです。

単純にシステムやテクノロジに興味があっただけで、プロジェクトを率いるという、人間工学に近いものには、あまり興味がなかっただけかもしれないです。

人前で話すことも嫌だし、第一、会議で発言することができないくらい、意見を言うことが苦手な人間です。そんな人間が、プロジェクトをマネージできるのか、自問する日々が今、やってきています。

 

いや、ちがう。

 

  • ITプロジェクトマネージャという確たる信念がないのかもしれない。
  • これで生きていくという、覚悟が足りないのかもしれない。
  • どこかで、投げ出せばいいやという思考回路があるからかもしれない。

 

というのも、もともと何十年間は、支援組織でプロジェクトの支援をしていました。なので、その支援が終われば、また別のプロジェクトに支援していたので、何か

  • あるお客様のプロジェクトを最初から最後までやりきる

といったマインド=覚悟が、身につかなかったのだと思います。

これが、うつのトンネルに入ってしまった原因だと思います。

やりきる覚悟がない。

 

ではどうすればいいのか。

  • ITプロジェクトマネージャに戻る
  • 社内で別の仕事につく

なのか。2択なのか。いや、他に選択肢はあるはず。

 

課長に、プライドを捨てて、社内で別のプロジェクトマネージャではない仕事をお願いしようかな。もう、プロジェクトを率いる気力が沸かないというのが、現状。。。

ダメ人間になっている気がする。人間失格一歩手前?

 

みんなどうやって、このトンネルから抜け出しているのだろうか。

2021.05.08 初版

GWの谷間に想うこと

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先日考えた罪悪感の2つ目について、考えてみます。

***

本当は能力なんかないくせに、抱え込むタイプだから、仕事をすすめて、成果が出なくなり、行き詰まり、頼る人もいないため、爆発した。というのが当てはまる気がします。抱え込むというのは、言い換えるとプライドが高いのでしょう。

昔から、勉強はできるほうだったので、自分で勉強して、友達にその結果を見せて、プライドを満たすタイプだったのです。

それが、仕事でも同様に実行していたのですが、仕事は(内容にもよりますが)基本チーム戦が多いです。特に、私はプロジェクト単位で動くので、マネージャの私は、基本一人では何もできず、しかし、チームメンバを統率しなければいけない立場です。なにから、何まで自分でやっていたら、身が持ちません。

しかし、私はそれを実施しようとしていたのです。

***

今見返すと、恥ずかしい文章です。何から何まで自分がわかっていないと、怖い、不安だったのです。それは、他の人を頼れないという、思考回路だったのかもしれません。頼るところは、頼ってもいいのに。

  • 後輩
  • 先輩
  • 上司
  • 同僚

誰もかれもに、いいところを見せたくて、でも、見せられなくて、身動きがとれなくなって、自信がなくなってしまったのでしょう。

優秀な後輩、陳腐化する知識、学び続けなければいけないテクノロジー。。。

もう、プライドを捨てて、仕事をするしかないのかな。

こんな時代だから、仕事があるだけ恵まれていると思おう。

 

でも、本当に頼る人って、仕事を抜きにしたら、いったい誰なんだろう。

  • 親友

所詮は、みな他人なんだよな。

結局は自分で解決しなければいけないんだけど、その匙加減がわからない。

自分で、何もかもやりすぎて、わからない。

 

ああ、また森が呼んでいる。

明日は、抜け出せるかな。

2021.5.7 初版

GWが明けて

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GWが終わりました。

子供たちは怒涛の如く、学校や幼稚園に行く準備をしています。

 

でも私は、鬱という森の中のまま。

GWが明けたとしても、うつ病という病気休暇の中のままです。

どうやったら、この森を抜け出せるのだろうか?

セラピーの方との会話を思い出しながら、考えてみることにしました。

 

昨日考えた罪悪感のうち、1つ目の

  • 収入減で妻が働きに出た
  • 家事をしなければいけない

について考えてみました。

 

これまで、お父さんは稼いで、お母さんは専業主婦です。以上

みたいな固定概念があったからだと思います。

私もその信奉者の一人でした。

 

しかし、時代は変わりました。

共働きは普通で、男だから、女だからと分けることもなくなってきています。

 

なので、別に罪悪感を持つ必要もなく、妻に言わせれば、

  • 家で家事だけをするよりも、気晴らしになるので良い

と言ってくれました。

気を使って言ってくれているのでしょうが、まあ、額面通りに受け取ることにしました。この学費のかかる我が家において、家族総出で困難に立ち向かわなければいけないのですから、そうあるべきなのかもしれません。

 

なので、妻が仕事の日はなるべく家事を手伝う、というか、病気休暇の間は主体的に家事こなすようにしようと思っています。

家事といっても、まだご飯を作ることしかできないのですが、まずはそこから修行して、その修行で罪悪感を拭い去りたいと思いました。

 

家事やろう!(家事野郎)を合言葉に、食事の用意を進めてみます。

ただ、3姉妹いるので食事の好みがわかれるのが難点。

ネットで調べたレシピは、

 味が濃い

だの

 塩っ辛い

なので、砂糖増し増し、醤油少な目、水の量倍

という我が家独自のレシピを覚えなければならず、これはこれで苦痛です。。。

が、これも克服して罪悪感をぬぐう修行を進めていきます。

 

それでは、GWも明け、良い日となりますように。

2021.5.6 初版

ゴールデンウイーク最終日に思うこと

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うつ病になりました。

今まで、仕事一筋で家庭のことは、家内に任せていました。

家事は、子供が生まれるときに手伝うくらいでした。

 

でも、今は、私の出世が見込めず、収入が伸び悩んでいるので、子供も3人いるため、家内は仕事に行くようになりました。

必然的に、家事は分担となりました。

 

本当はバリバリ出世して、家事なんかやらず(この思想はよくないのですが)に休日は子供と遊ぶことを夢見ていたのですが、現実はそう甘くありません。その現実とのギャップを受け入れられていないのが、このうつ病の原因ではないか、と最近思うようになりました。

家内に仕事をさせてしまった、という罪悪感です。

そして、家事をしなければいけないというプレッシャー(勝手に)に苦しんでいます。

 

本当は能力なんかないくせに、抱え込むタイプだから、仕事をすすめて、成果が出なくなり、行き詰まり、頼る人もいないため、爆発した。というのが当てはまる気がします。抱え込むというのは、言い換えるとプライドが高いのでしょう。

昔から、勉強はできるほうだったので、自分で勉強して、友達にその結果を見せて、プライドを満たすタイプだったのです。

それが、仕事でも同様に実行していたのですが、仕事は(内容にもよりますが)基本チーム戦が多いです。特に、私はプロジェクト単位で動くので、マネージャの私は、基本一人では何もできず、しかし、チームメンバを統率しなければいけない立場です。なにから、何まで自分でやっていたら、身が持ちません。

しかし、私はそれを実施しようとしていたのです。

それは、壊れますね。

この、今まで通りのやり方で仕事をこなせないというのが、第2の罪悪感です。

 

また、基本はプロジェクト単位で動くのですが、現在、運用というミッションが私には与えられました。2019年から、立て直すように部長に言われたミッションです。

しかし、いまだに立て直せず、モチベーションが下がっていっています。

運用は障害があれば駆けつけるし、日々の監視やメンテナンスで時間がとられるし、下からは人を増やせと突き上げられるし、お客様からは、運用を改善しろと迫られるし。。。

この運用のミッションをどうにもできないのが、第3の罪悪感です。

 

上司もそれに見かねて、違うミッションを与えてくれました。しかし、それは今の仕事である運用に加えてのミッションなので、単純に仕事が増える方向でした。これがまた、私にはプレッシャーでした。完璧にこなしたいのに、こなせない。このジレンマで一気にダメになったような気がします。

これが第4の罪悪感です。

 

また、同期が管理職になったのも大きいです。置いて行かれたような、焦燥感が半端なかったです。もう、管理職への道はあきらめていたのですが、なぜか焦燥感が出てきてしまったのです。もしかしたら、という自分の中での出世への芽が、同期の出世によって、完全に踏みにじられたと感じたのでしょう。

これが第5の罪悪感です。

 

と、つれづれなるままに記載しましたが、これが笑い話になることを信じて記載します。朝方は、うつ病にとって、現実を受け入れるつらい時間帯です。

本日でGWが終わります。

明日から、また一歩ずつ踏み出すわけですが、本日はその英気を養うようにしておきます。子供も遊んでくれとせがんできそうですし。

 

それでは、GW最終日、良い日となりますように。

2021.5.5 初版

セラピーの方からのアドバイス(業務携帯隔離指令)

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先日、セラピーの方と話したときにこんなことを言われました。

 

今、お休みをとれているのであれば、会社携帯をみるのをやめましょう。

できれば、見えない場所に移動してしまいましょう。

とのことでした。

  • できない。できなすぎる。

と、当初は思っていました。

 

が、大型連休期間なので、やってみることにします。

 

おそらく電話がかかることはないのです。

 

が、システム運用業務だといつ障害のトラブルが発生して、メンバをアサインしなければいけないのか、ビクビクしていしまいます。

 

〇〇銀行のATMが止まったとか、ありましたからね。

 

と言いながら、本日で7日目。

できるもんだなぁ。

 

運用で障害があっても、なんとかなるさ。

と、気楽になってきました。

回復しているのかなぁ。それとも、ただ単にGWだからかなぁ。

 

なんて、考えてついスマホに手を伸ばすと、

Teamsの未読はもうすぐ3桁です。。。

なんなんだ。。。

 

職場に復帰できるのかな。。。

 

***

この日記は、うつ病からの回復の記録(になるはず)です。

そして、他にも苦しんでいる方への励ましになればとも思いますが、そのような大それたことは考えず、まずは自分を見つめなおす一歩になればと思います。

 2021.05.04 初版

心療内科に行く直前に読んだ本

心療内科に行く直前、結構やばめのときがありました。

セラピーの方も

  • 自分を傷つけてはいけません
  • 電車に飛び込んでは行けません

と慰められていた、いや、諭されていた時期です。

 

この時期に、どのような本を読んでいたかというと、同じような境遇の人の体験談に興味がありました。どこをどう検索したのか、覚えていないのですが、自殺をした人の心境が知りたくなり

の作品を読みました。

特に、

  • 歯車

 

の最後の一文は、胸に突き刺さるというか、そうだよね、そうなるよね、と安ど感がふつふつと混みあがってきたのを覚えています。

決して褒められた感想分ではないのですが、当時のあられもない、心境でした。

消えていなくなりたい、でも、自分ではその勇気がなく、他人にゆだねたい。

その心情が、適切に表現されていると思いました。

 

んん、病んでいますね。やはり。

でも、やっとこれをかけるようになったのですから、回復しているのでしょう。そして、そう思いたいです。

***

この日記は、うつ病からの回復の記録(になるはず)です。

そして、他にも苦しんでいる方への励ましになればとも思いますが、そのような大それたことは考えず、まずは自分を見つめなおす一歩になればと思います。

 

 

うつ病の時に読む本

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先日、うつヌケという本を読みました。

うつ病になった時(実際なってしまったのですが)に、どのような本を読むか迷ったのですが、医学的な本よりの気楽にうつ病について学べる本がいいと思ったからです。(うつ病になったら、そうモチベーションは上がりませんし)

医学的なことは、先生に聞けばいいので、

  • 他の人はどのようなことに、なやんでいるのだろう

ということに興味をもちました。

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち 【電子書籍限定 フルカラーバージョン】 (角川書店単行本)

 

 

本に記載しているのですが、もちろんこの本は医学書ではないので、治療方法もあくまでも

であり、あくまで参考にするための本です。

 

私は、この本を読んで、自分に置き換える人が2,3人いることが心の救いになりました。同じような考え方をする人がいると、不思議と安心するものです。

特に、

  • 気が弱いが、頑張る
  • 仕事に前向き

な人が

  • 自分に自信を失う
  • 自分がすべて悪いと思い込む

うつ病の危険信号になってしまう、いわゆる、うつのトンネルの入り口にいるという典型例は、私に柾に当てはまると思いました。思わず、ひざを打つ記載でした。

 

んー、さすが多数の取材をして、医学的ではないのですが、典型パターンを探して記載しているところは、読んでいて納得感がありますね。

自身もうつ病になっているので、他者への寄り添い方、表現に安心感があります。

 

発行して年数が経過しているので、図書館で借りてもいいかもしれません。

 

  • 自分だけではないんだ

という安心感になればと思います。

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この日記は、うつ病からの回復の記録(になるはず)です。

そして、他にも苦しんでいる方への励ましになればとも思いますが、そのような大それたことは考えず、まずは自分を見つめなおす一歩になればと思います。

 2021.5.3 初版